1995-02-17 第132回国会 衆議院 運輸委員会 第3号
だから、何とか陸上勤務者と同等な取り扱いの措置ができないものか、こういう要望が強いわけでございます。二月八日の参議院予算委員会におきましても、厚生大臣は、雇用保険と同様の特別措置を講ずることを鋭意検討する、こういう発言をされておりますが、きょうは厚生省、ぜひこの点どのように具体化されつつあるのか、お答えをいただきたい。
だから、何とか陸上勤務者と同等な取り扱いの措置ができないものか、こういう要望が強いわけでございます。二月八日の参議院予算委員会におきましても、厚生大臣は、雇用保険と同様の特別措置を講ずることを鋭意検討する、こういう発言をされておりますが、きょうは厚生省、ぜひこの点どのように具体化されつつあるのか、お答えをいただきたい。
それに、しかも先ほどの予備員のところで陸上勤務者というのは非常に多くなってきていると、こういうことになればなるほど、私はこの船員の安全衛生規則を法律にしていかなくちゃいかぬじゃないか。そして陸と海との互換性もこれからは確保できるようにしなくちゃいかぬと思うんですがね。
○松崎政府委員 従業員に関します人事措置と申しますか、そういったものにつきましては、たとえば陸上勤務者につきまして、防衛施設庁長官と在日米軍の代表者との間に基本労務契約というものが結ばれておりまして、それによって律しております。いまおっしゃいました米軍内部の通牒は、直接それによって従業員を律するものではないというふうに考えております。
この安全管理につきましては、陸上勤務者その他、船員関係のものについては船員契約というものがございますが、その中に安全管理について特に一章を設けてございまして、国内法に従った措置がとられるようになっております。先ほど労働省のほうからお答えがありましたように、これの基準局等からの調査等については、私どももお手伝いをいたしておるわけであります。
海上自衛隊の場合は扶養者のある陸上勤務者、これは全員であります。そこで今後は、陸上自衛隊及び航空自衛隊におきましても、家族を扶養している者を全員について営外居住ができるように、これをすみやかに実現したいということで検討をいたしているものであります。 それから隊員の綱紀の問題であります。脱走があることは、私も防衛担当のこれは議員として、しばしば党側で説明を徴したわけであります。
ことに防衛大学の生徒は二百九十一円で、陸上勤務者は二百七十四円、どうしてこんな差別をつけるんだということですよ。むしろ逆じゃないか。陸上勤務者のほうが重労働で朝から晩まで働いているのです。どういうわけでこういう差別をつけるかということです。
防衛大学の生徒諸君が二百九十一円ですか、ところが自衛官の隊員陸上勤務者が二百七十四円という。防衛大学の生徒は二百九十一円、重労働の陸上勤務者は二百七十四円と、これはどういうわけでこういうことになっておるのですかね。
それは、概括的に申し上げますると、労働省と私の省との関係の場合には、海上勤務者は、陸上勤務者よりも諸般の状況において特異性があるから、それを上回るようなものも考えろというようなことで、今度私のほうでやる場合には、一般の年金やその他の各種の保険のワク内に見合ってやるものですから、そこに事務的に問題が出てきておる。
そういうふうな点からいって、提出をいただきました海上保安庁の職員の勤務状況等の資料を拝見いたしましても、決して陸上勤務者との比較において、いいほうではありません。むしろ悪い状態にあるようであります。
いろいろな技術を受けた人は陸上勤務者とか航空機乗員などにも進んで行くというのがおる。そしてほんとうに船に勤務しているのは下級船員、乙種以下の免状を持っているような者が第一線におり、またそういう免状さえない者が乗っておる。いわゆる小学校、中学校を出たばかりのかわいい坊やたちが一人前の機関士やら船員になって船を動かしておるんですよ。これはあぶないことですよ。
だから試験も一週間ないし十日というのですが、陸上勤務者なら、たいしたというか、影響はその期間だけなんでありますが、海のほうは船が出ていってしまうのでありますから、やはりそのあとも就労の機会というものはないわけですね。
○相澤重明君 松尾参考人にお尋ねしておきますが、今のあなたのお話を聞いておると、船主協会のほうは、組合のお話についてあまり聞き入れておらないというように思うんですが、先ほど、午前中ですね、私が実は児玉参考人に、一体陸上勤務者についてどうするのかという質問をしたわけです。その際に、船員についてはとにかく協約ができているから、それでやっていけるが、確かに陸上勤務員については非常に大事業だ。
○相澤重明君 そこで、一つ児玉参考人にお聞きしておきたいのですが、脇村参考人からの先ほどのお話と、いま一つは、陸上勤務者に対する合理化も必要であるということが述べられて、今のようなお話もあったのです。
これは、全日本海員組合と船主との間にそういうことも取りかわされておる、こういう話もありますので、私どももその点は理解をするわけですが、陸上勤務者に対する問題については、政府はどういう指導をし、またどういうふうに考えておるのか。この点は、企業合理化というものがつけば、すぐ労働者側で一番心配するのは、首を切られるんじゃないか、こういうような点が出てくるわけです。これはひとつ率直に御説明をいただきたい。
以上、本案をめぐる基本的問題点につきまして若干の質問をいたしましたが、結論的に、本案は、わが国海運企業再建整備にはまことにほど遠く、むしろ五年後さらに起こるであろう混乱を予想し、最後に、本案の強行によりまして、海運資本家は初年度百十八億円の利子たな上げ資金を獲得し得ることになりますので、きわめて現実離れのした集約合併を促進するでありましょうが、結果的に、海運関係労働者、特に陸上勤務者に大きな犠牲をしいることは
この中で、船員だけでなくて、陸上勤務者も全部含めまして、おもな職種につきましては、疲労度の調査を医学的な見地からやるというような話し合いになっておりまして、近くそれが実施に移されるんじゃないかというように考えておりますが、われわれといたしましては、そういうものの調査も見ました上で慎重な態度で検討していきたいと思います。
○中村(卓)説明員 制度といたしまして、たとえば陸上勤務者が船に乗った場合は三号給与を積んでいる、それから船に乗っていた人が陸上にかわったときは三号引いているというような制度をとっております。
たとえば、給与につきましては、陸上勤務者に三号俸よけいに加えますし、あるいは共済組合の年金につきましては、これは法律ではっきりしておるのでございますけれども、普通の陸上勤務者に対しまして三分の四倍の計算期間で計算をしております。
しかし、昭和十七年でございますか、例のダブル・ハンドの問題、これは陸上勤務者との関係、バランスの問題もあって、やはりこういう方向で、この制度を維持しながら問題を解決していきたいということで、労使双方ともいろいろ苦慮したわけでありまして、われわれとしては、五十六時間というものが、従来の考え方から申し上げますれば、あるいは固執したかもしれない。必ずしもそれは否定しません。
ただ、週休制の問題につきましては、先ほどから申し上げておりますように、給与の問題、それから陸上勤務者とのバランスの問題もございますので、それとのバランスを考えて解決していきたい、そのように考えております。
○中村説明員 これはくどいようでありますけれども、私たちの立場は、やはり先ほど先生がお話しになった給与の三号俸上積みという問題も一緒に解決しないと、陸上勤務者とのバランスがとれないという問題が起こって参りますので、そういう点については、慎重に団体交渉で話を進めて参りたいと思います。
今私が調べたところによりますと、青函連絡船員には一週間に一回の休みが当たっておらないということですが、陸上勤務者だと一週間に一回の休みが当たっておる。また基準法としても一週間に一回の休みが当たっておる。それが当たっておらない。それから運航がダブル・ハンド・システムになっておって、A班とB班が一つの船にかわるがわるに乗り込むことになっている。
○館委員 一番最初のお話のダブル・ハンドの乗った日の明け番が休養日であるということならば、陸上勤務者が徹夜交代して明け番が休養日であるということになる。そうすると週休は要らないということになる。明け番ということはどういうわけで明け番なんですか、一日八時間、朝の八時から晩の四時まで働いてやるのが普通の勤務状態だ。
今日なおかつそれを急いで実は検討し、具体化してほしいと要望申し上げるゆえんのものは、船員というものの報酬は、御承知のように、陸上勤務者から見ればはるかに高額です。しかも、その陸上勤務のものが五万数千円に最高報酬標準を引き上げられておるにもかかわらず、船員の場合は三万六千円に据え置かれておる。
また、船員保険法の一部を改正する法律案については、「海上勤務者の標準報酬の最高額を据え置きにしていることは、傷病手当金等について、陸上勤務者との間に均衡を失するところがあると思うがいかん」との趣旨の質問に対しては、「陸上と海上とのアンバランスを是正するため、その標準報酬を引き上げるということは了解できるので、適当な機会に検討を加え、すみやかに改訂したい」との答弁がありました。
その結果として、非常に均衡を失するようなことに相なったということが一点と、御指摘のようにいわゆる軍人以外の徴用船員、その他の船員以外の者についても同様でありますが、徴用船員に対しては階級なしに一律の取扱いを受けておったということが、結果的に非常に不利になっているという点は御指摘の通りでありますが、これらの点については、ただいまいろいろと御注意もございましたので、われわれも船員と陸上勤務者の、同様な徴用